V7のステップバーを修理する
2回目にしていきなり修理ネタです。
浩庵キャンプ場にデイキャンプをしに行った際、左側のステップバーをポッキリと折ってしまいました。その修理です。
事故発生
浩庵キャンプ場は富士五湖の1つ、本栖湖にあるキャンプ場の1つでゆるキャン△にも登場するため最近人気のキャンプ場です。
本栖湖湖畔をサイトとしてることから、急斜面やダートが多いサイトでバイクでの乗り入れは一苦労です。で、ちょうど空いているサイトがあったので坂道が厳しそうだなぁと思いながらもV7 Roughtで駆け上ろうとした結果スタック。フロントタイヤが浮いてウィリにーになりそうなところを、体重をかけて押さえつけたあと、登ることも戻ることもできなくなって横転。幸いにして地面が柔らかい土だったので、大したダメージもなくコケました。気合で引き起こしをしたあと、バイクを調べてみるとステップバーがポッキリと・・・。シフトチェンジをどうすれば良いんだ・・・？と思いつつも他の平らなサイトに移動してとりあえず設営。帰り道どうやって帰ろうかな・・・。
意外にも、踵を浮かした状態でシフト操作ができたので帰り道は左足だけ空気椅子状態で帰りました。翌日はバイクの引き起こしと、左足の空気椅子のために筋肉痛に。まあ、バイクも人間も大した怪我がなく済んだのが何よりでした。
修理依頼
さて修理ですが、自分でパーツを取り寄せるのは難易度が高そうなので近くのショップに電話をしました。しかし、数件かけてみてもどこも「外車なのでパーツを仕入れられないため、修理を受け付けられない」と断られました。まあ、そうですよね。これがマイナーバイクの宿命か。最悪、ロードサービスで移送かなぁ？と思って購入元のカネバンさんに連絡をすると、破損箇所の写真を送付すればパーツを送ってくださるとのこと。パーツさえあればなんとかなるやろ、と軽く考えて発注をしました。色々とあってパーツがすぐに手入ったため、翌日くらいには発想をしていただけました。
届いたのはステップバー本体。ゴムの滑り止めやバンクセンサーは元のやつを再利用すると良さそうです。
で、パーツが届いたので再び近所のショップに連絡。しかし、なぜか全然電話が繋がらない。うーん、ネットで調べたらステップバーの交換は難易度がそんなに高く無さそうだしなぁ・・・。でも、工具買っても他で使わない気がするしなぁ・・・。しばし考える・・・。
修理
というわけで買いました、Eリングプライヤー。
ステップバーを止める鉄の棒をEリングが固定しているので、それをつけ外しするだけで取り外しが可能なようです。絶対他で使わない工具だよな、と思いつつも修理を依頼する手間と費用を考えたら自分でやってしまおうと思いAmazonで購入しました。
まずは、古いステップバーからゴムの滑り止めとバンクセンサーを取り外して、新しいものに装着します。これは、ふつうのボルトで止まっているだけだったのでラチェットレンチで取り外し、取り付けをしました。
次にEリングプライヤーでEリングを外し、折れてしまったステップバーを完全に取り外します。運転中に取れてはいけないパーツですから、めちゃくちゃ硬い。プライヤーの角に引っ掛けて力技で取り外しました。
そうしたら、ステップバーにスプリングをセットしてバイク本体にセットし鉄芯を差し込みます。スプリングの位置は問題がなかった右側のステップバーを参考にしました。当然ですが、スプリングがあるので正しい位置に固定をするためにはそれなりに力が必要です。グッと押し込んでそこにすかさず鉄芯を差し込み、グリグリと突っ込みました。最後にEリングをセットして完了。20分くらいの作業でした。
まとめと感想
修理にかかった費用ですが、
- 修理パーツ（送料込み）2,978円
- Eリングプライヤー 1,518円
合計 4,496円
経験値で考えると、5,000円未満で収まったのはだいぶ安いほうかと思います。値段的にショックも少ない。
浩庵キャンプ場で転倒はしましたが、実はあのキャンプ場でこけるのは人生2回目。やはり、キャンプという特殊な空気が人間に不要な冒険心を生み出させるのでしょうか・・・。この転倒を教訓により慎重な運転を心がけようと思います。
